全ての企業はDXで急成長_Vol.310

DX(デジタルトランスフォーメーション)
という言葉がよく聞かれるようになりましたが、
ここでいうDXは従来の
「IT化」や「デジタル化」とは意味合いが異なります。

従来のIT活用とは何が違うのか?

これまでのIT化は、
すでに固まっていた業務フロー、
いわゆる「基幹業務(会計・売上管理など)」を効率化するものでした。

つまり、アナログからデジタルに置き換えることが中心です。

一方、現代のDXでは、
それ以外の曖昧だった業務やコミュニケーション領域にまで
手を入れることがポイントです。

たとえば…

・口頭で行っていたやり取り → チャットツール(Chatworkなど)に移行
・属人的な情報管理 → 情報を共有・蓄積できるクラウド型業務ツール(kintoneなど)へ
・離れていた人・部署との連携 → 一元管理と可視化でリアルタイムな連携へ
これにより、企業全体のスピードが格段に上がります。

スピード=成長に直結する

ビジネスとは、「限られた時間内で、求められる成果を出すこと」。
その“スピード”が上がれば、
当然ながら業績の向上・企業の成長につながります。

実際に、弊社クライアントの中には、

・業務効率が5倍
・月次の作業時間が半分
・半年で売上が1.5倍に

といった事例が多数あります。

その理由は明確で、
コミュニケーションのロスや業務のズレ・遅れといった
見えない「無駄」をDXで解消したからです。

DXは、企業成長の加速装置

企業の成長を妨げる“見えないロス”を限りなくゼロに近づける。
それができるのが今のDXであり、
企業の急成長を支える大きな原動力となっています。

ぜひ、業務の根本から見直すDXに取り組んでみてください。
きっと、スピードも成果も大きく変わります。

次回は「DXで失う大きな利益」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!

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熊谷美威プロフィール写真

Writer

スマイルアップ合資会社 代表 熊谷 美威(みのる)

DXコンサルタントとして活動。『新しいシステム開発の考え方』の普及活動を行っている。2012年kintoneに出会い、システム開発が根本から変わると大きな衝撃を受け、kintoneを自社及び顧客に導入。サイボウズAWARD2019 コンサルティング賞受賞。

1975年4月11日 宮城県登米市生まれ
好きな言葉:あきらめない
趣味:パソコン・野外活動・子供に遊んでもらう