 
		最速で情報収集する方法_Vol.307

会社の規模によっては、
情報がすぐに集まらないこともありますが、
実は情報収集には“段階”があります。
いきなり詳細を把握しようとすると時間がかかるため、
ステップを踏んで進めることがポイントです。
目次
【情報収集の4ステップ】
1. 全体像の把握(概要)
まずは「ざっくり全体を捉える」ことが大切です。
案件が100件あるのか1000件あるのか、
量や分布をざっくり把握するところから始めます。
2. 件数の把握(漏れなく)
次に、全体の中で何件が進行中なのか、
完了なのかを具体的に把握します。
例えば「現在250件が進行中」といった具合に、数値で見えるようにします。
3. 進捗の把握(詳細)
次のステップでは、各案件や各現場の状況をもう少し詳しく見ていきます。
できればリアルタイムで把握できる仕組みをつくるのが理想ですが、
定例のミーティングなどで「今どうなっているか」を
確認するだけでも精度が上がります。
4. 内容の把握(正確性)
最後に、内容の正確さを上げる段階です。
個々の状況や進捗を詳細に確認し、チェック体制も整えます。
定期的な会議や共有シートを活用しながら、
正確で鮮度の高い情報に仕上げていきましょう。
この4つの段階を意識して情報を収集していけば、
どんな規模の会社でも、数日あれば全体像を掴むことは十分に可能です。
情報把握が習慣化されれば、日々の判断もスピーディになります。
ぜひ参考になさってください。
次回は「企業成長=コントロールの増大」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!
 
			 
     
  



 
							 
							 
							 
							 
							 
							 
      




