
基準が分かると仕事がスムーズ_Vol.296
2025年5月7日号 スマイルアップ合資会社

こんにちは!
熊谷@スマイルアップです。
ゴールデンウイークはいかがお過ごされましたか?
私は旅行へ行き、リフレッシュしました!
気持ちを新たに張り切って頑張りましょう!
さて、今週は「基準が分かると仕事がスムーズ」についてお届けします。
1. 基準の違いが生む“ロス”
仕事の中で、人によって「基準」が違うというのは、非常に大きな問題です。
同じ言葉でも、人によって意味が大きく異なるため、認識のズレが生じてしまいます。
例えば——
・上司が部下に「急ぎでお願いします」と伝えたとします。
・上司のイメージでは「2〜3時間以内に仕上げてほしい」
・でも、部下は「2〜3日以内くらいかな」と受け取っていた…。
結果、翌日になっても仕上がっていない。
上司は「急ぎって言ったよね?」
部下は「はい、急ぎだから、明日くらいかなと…」
このようなズレによって生じるのが「手戻り」です。
手戻りは仕事の中でも最も大きな時間的・精神的ロスの1つです。
2. 共通言語としての「基準」
こうしたトラブルを避けるためには、
言葉の基準を明確化し、共通化することが非常に重要です。
・「急ぎ」とは何時間以内なのか、
・「大至急」と「至急」の違いは何か、
・「丁寧に」とは具体的にどういう状態を指すのか。
こうした言葉の意味を、
職場の中で共通認識として定義することで、やり取りが格段にスムーズになります。
3. スムーズな仕事のためにできること
・具体的に伝える
→「急ぎで」ではなく「今日の15時までに」と明示する
・お互いに確認する
→「急ぎってどれくらいを想定していますか?」と聞く習慣
・基準を共有する
→職場全体で言葉の定義をすり合わせるマニュアル作りも有効
「伝えたつもり」「聞いたつもり」を防ぐために、
言葉の基準に気を配ることをぜひ意識してみてください。
ぜひ参考になさってください。
次回は「基準を明確化する方法」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!