
基準の矛盾_Vol.295
2025年4月23日号 スマイルアップ合資会社

こんにちは!
熊谷@スマイルアップです。
来週からゴールデンウイークですね!
今年は最大11日連休!
大型休暇を利用して海外旅行もいいですね!
さて、今週は「基準の矛盾」についてお届けします。
基準というのは、一見共通しているように見えて、
実は人によって解釈もレベル感も全く異なるものです。
3つのポイントをお伝えします。
1. 人によって違う「基準」
たとえば、基準をレベル1〜5で設定したとします。
ある人が「レベル1の内容だ」と言っているつもりでも、
別の人にはレベル3に見えてしまうことがあります。
これは特に、立場や経験の違いから起こるものです。
・新人が言う「頑張る」は、「定時まで集中して取り組む」ことかもしれない
・ベテランが言う「頑張る」は、「定時後も残って成果を出す」ことかもしれない
同じ言葉でも、その背後にある基準や期待値は大きくズレているのです。
2. 矛盾は「ズレ」から生まれる
このズレが続くと、
・誤解が起こる
・評価がバラバラになる
・チームワークや信頼関係にも影響する
つまり「自分の中の基準だけで動くことが矛盾の原因」になるということです。
3. 組織で大事なのは「共通基準」
こうした矛盾を防ぐためには、
基準を言語化・明確化し、共通化することが必要です。
・明文化された「ルール」として全体に共有する
・システムや業務フローに組み込む(例:評価指標、業務マニュアル)
・定期的に基準をすり合わせる機会(ミーティングなど)を設ける
そうすることで、
全員が同じ物差しで動けるようになり、矛盾をなくすことができるのです。
組織の強さは、共通基準を持ち、
矛盾の少ない環境を作ることにあります。
ぜひ参考になさってください。
次回は「基準が分かると仕事がスムーズ」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!