
DXでは業務の整理が大切_Vol.303
2025年6月25号 スマイルアップ合資会社

こんにちは!
熊谷@スマイルアップです。
毎年作っている
梅酒とジュースを今年も作るべく、
爪楊枝で梅のヘタを取って、1つ1つ丁寧に作りました。
完成が楽しみです!
さて、今週は「DXでは業務の整理が大切」についてお届けします。
まず多くの方が、
「DX=効率化」だと考えがちですが、これは誤解です。
効率化の前に重要なのは、
「どのように成果を上げるかという業務の仕組みができているかどうか」です。
■なぜ業務の整理が必要なのか?
・歴史のある会社の場合
時間とともに、不要な業務や管理のための管理業務が増えていることがあります。
本来の目的を果たしていない業務が、そのまま残っているケースも多いのです。
・新しい会社の場合
業務の流れがまだ整理されておらず、
抜け漏れや非効率な運用が起きやすい状態です。
このままDXを進めようとしても、
ベースとなる業務構造が整っていなければ、効果は出ません。
■問題の洗い出し方:3つの段階で評価
業務の各ステップは、次の3つのどれかに当てはまります。
・仕組み化されていない
→ 手書きや人力に頼っている状態。
・部分的に仕組み化されている
→ 表計算やテンプレートなどで補っている状態。
・完全に仕組み化されている
→ 自動化され、人的介入がほぼ不要な状態。
この3段階で業務ごとに整理・評価していくと、改善の優先順位も見えてきます。
DXを成功させるためには、
まず業務の全体像を把握し、整理することが不可欠です。
「何を効率化すべきか」は、整理しなければ見えてきません。
まずは業務を“流れ”として書き出し、
仕組み化の度合いを確認しながら見直しを進めていきましょう。
ぜひ参考になさってください。
次回は「アナログの大切さ」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!