
業務のすべてをDX化_Vol.302
2025年6月18日号 スマイルアップ合資会社

こんにちは!
熊谷@スマイルアップです。
先週に引き続き、全国へ出張しています。
現地で管理者だけでなく現場の声も聞くと情報量の濃さがケタ違いです!
さて、今週は「業務のすべてをDX化」についてお届けします。
まず、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、
デジタル技術を活用して業務や組織を根本から変革することを意味します。
ただし日本では、
DXという言葉が「IT化」や「業務のデジタル化」の
意味で使われることが多くなっています。
では「業務のすべてをDX化する」とはどういうことなのでしょうか?
実は、すべての業務を無理にDX化する必要はありません。
それでも「業務すべてをDX化する」と掲げることに意味があります。
それは、社内のあらゆる情報を一箇所に集めて
一元管理できる状態を目指すからです。
1.情報の一元管理で判断スピードが変わる
企業を人間の身体に例えるなら、情報は「神経」にあたります。
神経が全身に張り巡らされていなければ、
痛みを感じられず、異常にも気づけません。
気づかないまま放置すれば、いずれ手遅れになります。
同様に、企業でも情報の流れが不明確だと、
異常に気づけず経営判断が遅れます。
そのため、どこで何が起きているかを
リアルタイムで把握できる仕組み作りが不可欠です。
おすすめのツールは「kintone」
情報の集約には、柔軟で使いやすいツールが必要です。
中でも「kintone(キントーン)」は以下の理由でおすすめです
・自社で設計・変更がしやすい
・各業務に合わせて柔軟にカスタマイズできる
・他システムと連携しやすい
・一箇所で全体を見渡せる構造にできる
エクセルや紙では実現できない、
リアルタイムのデータ把握が可能になります。
「業務のすべてをDX化する」とは、
すべてをデジタルにすることが目的ではありません。
目的は、情報を一元化し、速く正確な判断ができる状態をつくること。
その第一歩として、
全体の情報を集約する設計を考えることから始めてみてください。
ぜひ参考になさってください。
次回は「DXでは業務の整理が大切」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!