
日本トップDX企業の取り組み_Vol.301
2025年6月11日号 スマイルアップ合資会社

こんにちは!
熊谷@スマイルアップです。
春頃から毎週のように全国へ出張しています。
やはり現地で現場の声を聞けると、情報量の多さというか、濃度がケタ違いですね!
さて、今週は「日本トップDX企業の取り組み」についてお届けします。
まず、「日本トップDX企業」とは何か。
これは経済産業省が毎年発表している
「DXセレクション」で選定された企業を指します。
全国の中小企業から、DXの模範となるような企業を30社選ぶ制度です。
実は、弊社のお客様のうち3社が
このDXセレクションに選ばれています。
これらの企業に共通している取り組みが「情報の集約」です。
なぜ情報の集約が重要なのか。
それは、企業活動におけるすべての意思決定の土台となるからです。
経営者が会社の状況をリアルタイムに把握できるようになることで、
問題の早期発見と素早い対応が可能になります。
たとえば、人間の体は全身に神経が張り巡らされています。
それにより、体のどこかに異変があったとき、すぐに察知できますよね。
企業経営も同じです。
業務データがバラバラのままだと、
異常が起きても気づけず対処も遅れてしまいます。
そのため、トップDX企業では、
売上・顧客・業務の進捗・社員の動きなど、
あらゆる情報を一箇所に集約し、
経営者や管理者が「一画面で全体像を把握できる仕組み」を整えています。
DXの本質は単なるデジタル化ではなく
「経営の質を上げること」にあります。
便利なツールを導入する前に、
まずは「情報を集約する仕組み」をつくることが、
DX成功への第一歩となります。
ぜひ、自社の情報管理体制を見直し、
集約の仕組みづくりから始めてみてください。
これが、今後の企業成長を大きく左右します。
ぜひ参考になさってください。
次回は「業務のすべてをDX化」についてお届けします。
どうぞお楽しみに!